うさぎの健康に毎日の牧草は欠かせないもの。
ここでは、私の苦い経験をもとにして、牧草をあげる時に気を付けていただきたいことを書いています。
少なくとも2種類以上の牧草をあげましょう
2種類というのは、チモシーとアルファルファ などという意味ではなく、同じチモシーでも、違うメーカーのものを少なくとも2種類以上、と思ってください。
一昔前に比べれば、うさぎの牧草の流通量も増えましたが、それでも、犬や猫の流通量に比べれば、ずっと少ないのです。
そんな中、気象条件やメーカーの意向変更などにより、この前まで普通に売っていた牧草が急になくなった、ってことは、けっこうある話なんですね。
うさぎは、どちらかといえば食べ物に対して保守的なので、急に変更された新しい牧草をなかなか食べてくれません。
こんな時、常日頃から2種類以上の牧草をあげていたら、うさぎにあやしまれることなく、ちょっとずつ牧草を変更したりできますよ。
おすすめの牧草については、以下の記事にまとめていますので、よかったら参考にしてください。
食べた量を毎日把握しましょう
うさぎだって生身の体です。ずっと一緒に暮らしていると、元気な時もあれば、当然、そうじゃない時も。
こんな時、あげた牧草の量に対して、残した牧草の量を常日頃から把握することによって、その日のうさぎの健康状態を知ることができます。
人間だって、食欲のない日はありますから、うさぎだって、食欲の少ない日はあります。それが1日くらいなら大丈夫かもしれないし、数日続くようなら、何か病気を疑わなくてはいけないかもしれません。
それをちゃんと把握するために、あげた量、残した量の把握は、とても大切なのです。
どんな方法でもかまわないので、飼い主さんのやりやすい方法で、その日、たくさん食べてくれたのか、たくさん残してしまったのか、ざっくりでも把握できるになっておきましょう。
もし、具合が悪くなり、動物病院に連れて行ったとしても、獣医師さんから必ず、「食欲がないのはいつからですか?」という質問を受けます。
正確に診察してもらうためにも、獣医師さんからの質問にちゃんと答えられるようにしておきましょう。
かわいいうさちゃんには、少しでも健康で長生きしてほしいもの。
以下の記事では、うさぎの食欲がない時の対処法を記載していますので、よかったら参考にしてください。