私たちが一緒に暮らしているうさたちは、冷暖房完備、食事昼寝付きのぬくぬくうさぎ。
うさぎはみんな、ぬくぬく・・・かと、思いきや・・・。
いるのですよ、うさぎにも、たくましい子たちが!
(-_-;)
そう、それが、野うさぎたち!!
今回は、そんな野うさぎたちのうち、日本に暮らしている子たちにスポットを当てたいと思います。
とても臆病なので、なかなか出会えないかもしれませんが、旅先などで、運が良ければ会えるかも・・・。
見つけたら、そっと見守ってあげてくださいね。
そもそも、うさぎの分類って?
うさぎって、リスと似てるやん。
ねずみにも似ているぞ。
確かに、うさぎって、リスやねずみと似ていますよね。
でも、実は、違う分類の仲間なんです。
リスやねずみは「げっ歯目」っていうのよね~。
ほな、うさぎは何なん?
実は、うさぎは「ウサギ目」という独自の分類なんですよ。
こないにたくさん、うさぎがおるなんて・・・。
今回は、この中でも、野うさぎたちについて見ていきましょう。
環境破壊の影響から、絶滅の危機に瀕している子もいたりと、今となっては貴重な存在かもしれません。
飼いうさぎと野うさぎの違い
私たちがペットとして飼っている飼いうさぎの祖先は、穴うさぎを家畜化して品種改良した子たちです。
今回スポットを当てた、たくましい野うさぎたちとは、同じ「ウサギ科」の中でも、別の種類になってしまいますね。
エゾナキウサギ
大雪山や日高山脈に生息しているうさぎです。
とってもかわいいですよね。
大雪山系には、何度か行ったことがあるのですが、一度も出会えませんでした(-_-;)
エゾユキウサギ
北海道の平地など、あらゆるところに生息しています。
何度も北海道へ行ったけど、やっぱり一度も出会えませんでした。
(-_-;)
国内に生息するうさぎの中では、一番大きな子たちです。
ニホンのうさぎ
日中は木の根元や、やぶの中で休み、早朝や夕方になると、近くの草原などで、草や木の芽、樹皮などを食べます。
天敵を察知すると、甲高い鳴き声で仲間に危険を知らせますよ。
標高の低い平地から丘陵地、標高の高い山地まで、幅広く生息しています。
トウホクのうさぎ
東北地方と、日本海側の雪の多いところで暮らしています。
サドのうさぎ
佐渡島に生息する、準絶滅危惧種のうさぎです。
オキのうさぎ
島根県の隠岐諸島で暮らしているうさぎです。
冬になっても、あまり白くなりません。
キュウシュウのうさぎ
名前のとおり、九州で暮らしているうさぎです。
こちらは、冬になっても、茶色のままですよ。
アマミノクロウサギ
鹿児島県の奄美大島と徳之島で暮らしているうさぎで、国の特別天然記念物でもあり、絶滅危惧種にも指定されています。
目も耳も小さいのが特徴です。
いかがでしたか?
野うさぎは減っているのか、絶滅危惧種の子もいたな。
自然の中で、のびのびと暮らせるようになってほしいわ。
ペットのうさぎとは違って、みんなたくましい子たちばかりだったよ。
ホンマに。
ほれ、あんたらもうさぎやろ?
シャキッとしなはれ、シャキッと。
<この記事の参考文献等>
・アマミノクロウサギの写真は、環境省ホームページより引用しています。