飼ってるうさちゃんの様子がなんだかおかしい、元気がない、などなど、うさぎと一緒に暮らしていれば、必ずと言っていいほど、出くわしてしまう、うさぎの体調不良。
ここでは、いざ、うさぎを動物病院に連れていくための事前準備や病院のかかり方について、お話していきます。
事前にやっておくこと
うさぎが病気になってしまうと、冷静な判断が難しくなります。
そうなる前に、ここでは、冷静なうちにやっておきたいことを記載しています。
うさぎを診てくれる獣医師さんを探しておこう
犬や猫に比べて、うさぎを診てくれる獣医師さんは圧倒的に少ないのが現状です。
ですので、常日頃から、うさちゃんを診療してくれて信頼できる獣医師さんを探しておきましょう。
いざというときに探すのは大変難しいです。
それに、病気になってから、慌てて、あちこちの獣医師さんに診てもらうなんてことになったら、ただでさえ弱っているうさちゃんに移動の負担をかけるだけでなく、病院ごとに違う薬を処方され、気付けばうさちゃんが薬漬け、なんてことにもなりかねません。
こんなことにならないように、うさちゃんが元気なうちから、うさぎを診てくれる獣医師さんを探しておきましょう。
移動用のキャリーを準備しておきましょう
いざ、病気になってしまったら、キャリー購入などと悠長なことは言っていられません。
病気になる前に、移動用のキャリーを準備しておきましょう。
ちなみにうちでは、↓のキャリーを使っています。
他にも、かわいいキャリーはたくさんありますので、事前に探しておきましょう。
いざ、病気になってしまったら
ここでは、病気になってしまったうさちゃんを、いざ、動物病院へ連れていくときの手順を記載しています。
まずは動物病院に電話
突然、うさちゃんを連れて行っても、うさぎを診てくれる獣医師さんが往診に出てしまっていたり、お休みだったり、なんてこともあります。
まずは、事前に動物病院へ電話で連絡をしましょう。
電話では、簡潔に、正確に、以下のことを伝えましょう。
- 病状 いつ頃からどんな状態だったのか、などを正確に
- 年齢
- 病歴
- 品種(ミニウサギやロップイヤーなど)
電話で長々とあれこれ話すのは、タブーです。普段との違いなど、詳しく話すのは、病院に着いてからにしましょう。
病院に着くまでの注意点
うさちゃんをキャリーに入れたら、キャリーの中の温度管理にも気を付けてあげてください。
暑い時は保冷剤を、寒い時は使い捨てカイロを、タオルで包み、キャリーの中に入れてあげましょう。
病気で弱っているうさちゃんの負担を少しでも軽くする工夫をしてあげてください。
病院に着いたら
診察では、うさちゃんの病状などを詳しく、正確に獣医師さんに説明しましょう。
正確に伝えることによって、獣医師さんに正しく診察をしてもらうことができます。
獣医師さんからは、
- どういう病気なのか
- どんな治療が必要なのか
- 普段、どんなことに気を付けたらいいのか
などを、教えてもらいましょう。
主治医は誰?正確に診察してもらうために
「うちの主治医は〇〇動物病院の△△先生だから、うさちゃんのことは全て△△先生に任せておけば大丈夫。」などと、思っていませんか?
私は、主治医はあくまで飼い主さんだと思っています。
動物病院の先生は、確かに、知識も豊富だし、多くのうさぎを診てきておられます。
でも、あなたのうさちゃんを一番多く、長く見ているのは、飼い主さん自身なのです。
病院の先生が、あなたのうさちゃんに接する時間は、診察だけですと、ほんの十数分でしかありません。
その上、動物病院の先生は、うさぎも、犬も、猫も、小鳥も、ハムスターも、そして、内科も整形外科も、全部一人の先生が対応しておられます。
そんな先生に、ご自分のうさちゃんを正確に診察してもらうために、常日頃から、飼い主さんも主治医、くらいの心構えを持っておきましょう。
あなたのうさちゃんを一番よく知っているのは、飼い主さん自身であることを決して忘れないでください。
その上で、獣医師さんのアドバイスに、耳を傾けていただけたら、と思います。
同じ話の内容でも、獣医師さんに任せっきりのときとは、きっと違って聞こえてくると思いますよ。
体調がいいとき、あなたのうさちゃんはどんな行動をしていますか?
体調が悪いときや、かまってほしくないときのうさちゃんの行動はいかがでしょうか?
常日頃から、飼ってるうさちゃんをよく観察してあげてくださいね。